咲「和ちゃんが男子になっていまいました」
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114:いつもの日常 ◆uFgKAeBDKs[sage saga]
2016/08/09(火) 19:44:29.37 ID:IF7t6qkEO

和♂「……そうですね。“恋人”は欲しいと思います」

咲「えへへ……そっかぁ。やっぱり憧れるよねぇ」

和♂「……はい…」

和♂「……」

和♂「咲さんは、好みのタイプはいますか……?」

咲「好みのタイプ?」

和♂「はい。恋人に憧れる、と言っていたので…誰か意中の方でも、と」

咲「うーん…」


「好み」と言われてぱっと出てくるものはない。

でも思い浮かぶもの。

辺り一面に広がる草木。
私たちを温かく照らす灼熱の星。
遥か向こうに君臨する山脈。

――私の原点。


咲「ん……好みとは、ちょっと違うかもしれないけど」

咲「お姉ちゃん。…みたいな人が、いいのかなぁ……」

和♂「―――やっぱり……お姉さん、なんですか」


咲「あはは…やっぱり私、なんか変だよね。訳わかんないよね、ごめんねっ」

和♂「いえ、そんな…。人を好きになるのに、正解なんてありませんから…」

和ちゃんが悲し気に微笑んで、髪を耳に掛ける。


咲「……うん、ありがと。優しいね、和ちゃんは」

和♂「……」




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