144:初めてのキス、そして…… ◆uFgKAeBDKs[sage saga]
2016/08/11(木) 00:39:20.28 ID:JeB2AmVTO
和♂「……っ。ほんと……咲さんが言ってくれた長所もこれじゃあ、咲さんに好かれるはずないですよね…」ポロポロ
和ちゃんの顔は丁度逆光で、あまりよく見えないけれど。
倒れ込んでくる顔の距離が、そのまま徐々に縮まっていって…
咲「え、えっ、の、まっ――」
ついに、静かに重ねられた唇の、濡れた柔らかい感触が、私の言葉を根元から遮った。
和♂「んっ…」
咲「ん――…」
いつの間にか左頬に添えられた指先の感触。至近距離から、初めて見る和ちゃんの表情。
ふと、唇が離れる。
唇に押し当てるだけの音もないキスが、最後まで音もなく
ただ、数滴の雫だけを私の頬に溢して、終わった。
頬を撫でる和ちゃんの指先が、私の顔を撫でながらゆっくり下りてきた。
私の唇の表面を、薄く擦る。
拭い去るようにも、刷り込んでるようにも思える…それくらいの力加減。
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