23:名無しNIPPER[sage saga]
2016/07/16(土) 20:48:33.29 ID:qmV4PMZbO
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……ここはとある王国。
王国のプリンセス メジャハ・アートを訪ねたのは1人の旅人であった
『えぇと、旅人のテートクだっけ?
この国を通過したければ、この私に貢物をしなければならないルールなのよ』
『あー……今の持ち合わせはこれしか』
『なぁにこれ?ドレス? アナタ男なのに何でこんな物持ってるの?』
『運命の人には見えない服なんだよ
その服を着れば姫さんと結ばれる運命の人には服が見えなくなるという……』
『ぷっ。アナタもそんなアホみたいな話信じて大事に持ってたの?
ずいぶん前もそんな話をして服を持ってきた人がいたけど、みんな見えてるしデマよデマ』
『いやいや。でも、確か世界に2、3着しか無いという話で……有名な魔法使いが手掛けた……』
『そんなの1着も無いってば
ほら、それが今着てる服なんだけど普通に可愛いでしょ?』
『……その、可愛いっていうかずいぶん大胆な服だな……確かにその白とピンクの色使いは可愛い系だとは思うが』
『え? このドレスはどう見ても赤だと思うけど、白とピンクの? ……あ』
『あー……この国ではそういう服もドレスって呼ぶのか?』
『や、やだっ、見ちゃだめ!あっち向いてなさい!』
『お姫様の自慢のドレスをもっとよく見せてくれてもいいんだがなぁ
お、そんな丸まっちゃって腹でも痛ぇのか?』
『早くあっち向いてってば!バカッ!』
『やれやれ、随分気の強い花嫁を迎えることになりそうだぜ』
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