【ゆゆゆ安価】(+皿+)「出来たぞ相棒! 小娘達を襲わせる機械だ!」
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19: ◆1LkCfPDcFM[saga]
2016/07/20(水) 14:31:15.78 ID:HTqGxAi/O

それから数分間は、沈黙が続いた
私から聞くのは少し変な気がしたし
男の子は男の子で、なんだか行動に移し辛そうで
夏ならオレンジ色の演出が力を貸してくれただろうに…なんて思いながら
空を覆う灰色を見る

まるで、他人事のようだった
もしかしたら告白じゃないかもしれない
もしも告白でも、私ではなく友奈ちゃんだったりそのっちだったり夏凜ちゃんだったり
はたまた、風先輩や樹ちゃんだったり
なんて。可能性はいくらでもあるから
それでも、少し冷たいかしらと。彼を見ると
彼もまた、私を見ていた

「あの、さ。東郷」

東郷「?」

緊張に満ちた声
その瞳はどこか、不安を感じる

「………」

沈黙
そして、世界の静寂
けれど、樹海化は起きない
バーテックスも襲ってはこない

でも

「意外と、頭悪いよな」

彼はにやりと笑った
人らしからぬ獰猛さの感じる瞳で
その驚きに反応が遅れたから
男の子が…獣が
私の体を突き飛ばそうとしていることに気づけなくて

東郷「ッ!」

後ろのパイプ椅子にぶつかって、ひざが落ちて、倒れこむ
その時点で、私はもうどうしようもなくなった
倒れてはいけなかった
動けなくなってはいけなかった

「は、ははっ」

東郷「ぅ……」

受身が取れるはずも無く、後頭部を打って視界が揺らぐ
痛みに動きが鈍る
そんな私の足に人一人分の重さがのしかかって
両手が頭の上で交差させられて
叫ぼうとしたわけでもない口が、押さえ込まれた


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