13: ◆BRVDE48Y6OxB[saga]
2016/07/22(金) 21:38:28.06 ID:pn4oUHVy0
ヤマトのその強みは幅広い人脈を形成した。
飲み屋に行けば報道記者のサラリーマンと、
クラブに行けば会話全てを耳に入れたバーテンダーと、暴力団事務所へ行けばかつての旧友がといった具合にあらゆる筋の、信頼できる情報源が彼の手の元にあった。
14: ◆BRVDE48Y6OxB[saga]
2016/07/22(金) 21:38:57.42 ID:pn4oUHVy0
銭湯「愛善」
薄いクリーム色に囲まれた浴場でヤマトと
15: ◆BRVDE48Y6OxB[saga]
2016/07/22(金) 21:39:24.78 ID:pn4oUHVy0
「へぇ、で?」
顔だけはヤマトの方を向く鮫島。
16: ◆BRVDE48Y6OxB[saga]
2016/07/22(金) 21:39:50.87 ID:pn4oUHVy0
「ウチはクスリは人道に反するから
ダメって掟があるから違うと思うぜ」
湯を手ですくって顔をに流すと鮫島は応えた。
17: ◆BRVDE48Y6OxB[saga]
2016/07/22(金) 21:40:33.61 ID:pn4oUHVy0
「クスリは儲かるけどさ、
呑まれたら終わりだから
ウチみたいな大所帯じゃ危険すぎるね」
鮫島がサウナを指差すと2人は湯から上がった。
18: ◆BRVDE48Y6OxB[saga]
2016/07/22(金) 21:41:00.03 ID:pn4oUHVy0
銭湯を後にするとヤマトは30万を渡された時に
紛れさせられたメモを頼りにクラブへと向かった。
メモには沈められた女の子の顔とバイヤーの特徴が書かれていた。
19: ◆BRVDE48Y6OxB[saga]
2016/07/22(金) 21:41:26.19 ID:pn4oUHVy0
人混みをかき分けヘトヘトでカウンターに着くとヤマトはビールとバーテンダーに注文する。
バーテンダーはビールをサーバーから注ぐと
何用で?と聞いてきた。
20: ◆BRVDE48Y6OxB[saga]
2016/07/22(金) 21:41:53.11 ID:pn4oUHVy0
「まぁその通りなんだけどさ、
廃人になっちゃって。で、
バイヤー探してんだけどこの特徴に
見覚えある?」
21: ◆BRVDE48Y6OxB[saga]
2016/07/22(金) 21:42:20.17 ID:pn4oUHVy0
「そう、じゃちょっと待ってるよ」
あ、ついでにジャーキー。と注文するヤマト。
22: ◆BRVDE48Y6OxB[saga]
2016/07/22(金) 21:42:46.66 ID:pn4oUHVy0
スッと試すようにヤマトは例の女の子の写真をカウンターの上に乗せるとフードの男がそれを一瞥してから5秒後、人混みをかき分けて店から飛び出した。
ヤマトはすかさず追おうとするが派手な音楽に気を取られた群衆に阻まれてうまく動けない。
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