52:名無しNIPPER[saga]
2016/08/05(金) 02:34:46.35 ID:0/G1P+FM0
男 「まぁ、確か守備隊にはニヤケ面がいるっていうからソイツに話せば通れるかもだが念には念をだ。それに……」
エルフ「それに……?」
男 「関所を通れば野盗共に『新鮮な獲物が入りましたよー』って教えるようなもんだからな」
エルフ「そんな、関所というからには向こうの国にも番兵がいるんでしょう?」
男 「いるだろうけど、今のあっちの国の台所事情を聞く限りじゃ野党と裏でつながっておこぼれをもらってる可能性もある。関所はマズいだろう」
弓使い「それで密入国というわけですか」
男 「君たちがエルフって時点である種の密入国状態だけどな」
エルフ「あはは…… そですね」
弓使い「しょうがないじゃないですか。関所なんて通れるはずもありませんから」
男 「まぁ、うちの国はその辺も割と寛容だから周辺国から亡命してくる人も多い。その中に金持ちが多かったってのも野盗が増えた理由かもな」
弓使い「国を捨てた人間、国を超えてきた人間諸共に襲っているということですか」
男 「ああ、だからできる限り野盗に俺たちが侵入したことがバレないようにしたいんだ……」
弓使い「了解しました。では、そろそろここを発ちましょう」
エルフ「あの、ちなみにニヤケヅラって?」
男 「昔からの知り合い」
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