7:名無しNIPPER[saga]
2016/08/17(水) 14:40:56.16 ID:LUIPtknHO
< カタンッ
< ギィイ……ッ
奴隷「!」
女執事「やぁこんにちは、お嬢さん」
外の様子が静かになって、数分もしない内に馬車の扉が開いた。
そこに居たのは奴隷の娘が見ても美しい、白銀に艶を持つ髪を後ろで束ねた、褐色肌の女執事の姿。
しかし奴隷の娘は一歩後退りをする。
その執事の声はしわがれた老夫の物だったからだ。
軽い声色はまさに長年を生きた老人のそれだった。
女執事「おやおや……怯えている、心配しなくていい娘さんや」
女執事「私は女執事、貴女の住む屋敷の奴隷と使用人の管理をしている者です」
女執事「これから長い付き合いになるでしょう、どうかお見知りおきを」
奴隷「……っ、ぇ…あ」
どうしたらいいのか、娘が困った様子で女執事を見る。
男「……話の通りだ、奴隷」
女執事の背後から出てくる、付き人の男。
その様子は不機嫌そうで、何かを言いたげに奴隷の娘を見てから口を開いた。
男「ここでお別れだ、この執事と買主の所へ行け」
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