【R18】八幡「…………しっぽ?」沙希「……見た?」京華「みたー?」【俺ガイル】
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436:名無しNIPPER[sage saga]
2017/02/12(日) 18:10:50.08 ID:+aTUri1jO
 下駄箱の俺の靴の上に封筒が置いてあった。
 それを手に取って裏表を見てみるが、差出人は特に書かれていない。

「ふむ…………」

 久しぶりだなこういうのは。
 ここ最近はなかったが、九割がた悪戯だろう。ちょっと悪名広まっちゃってるし。
 あとは入れるところを間違えた可能性もあるか。
 いずれにしても開けてみないとわからない。俺は人違いの可能性も考え、元に戻せるよう丁寧に封を開けていく。

「…………!!」

 そこから出てきた予想外の中身に俺は言葉を失った。手紙などは一切なく、入っていたのは一枚の写真だ。
 呼吸が乱れる。
 冷や汗が止まらない。

「なん……で…………」

 掠れた声が絞り出される。
 写っていたのは屋上で俺と川崎が一緒にいるところだった。
 少し離れているところから撮ったようでかろうじて俺と川崎だというのがわかる程度だったが、問題はそこじゃない。
 これが撮られているということは屋上での情事が全て見られていたということなのだ。
 思考が定まらず、身体が震えてしまう。

「あれ、ヒッキー?」

「!?」

 どのくらいそうしていたのか、いつの間にか鍵を返却し終えたらしい由比ヶ浜と雪ノ下がそこにいた。
 茫然と立ち尽くす俺を訝しんで声をかけてきたようだ。

「まだいたんだ。何して…………あっ」

 見られたか!?
 いや、この距離なら何が写ってるかなんてわからないはずだ。俺は慌てて写真を封筒に戻して鞄にしまう。

「ヒッキー、い、今のって…………」

「な、何でもない! それじゃまたな!」

「待ちなさい! まだ話は…………」

 開封する前に先に靴に履き替えていたのは幸いだった。
 雪ノ下の言葉を背に俺はダッシュでその場を立ち去り、駐輪場へ向かう。


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