【R18】八幡「…………しっぽ?」沙希「……見た?」京華「みたー?」【俺ガイル】
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438:名無しNIPPER[sage saga]
2017/02/12(日) 18:12:07.94 ID:+aTUri1jO
 結局どうするかを決められず、俺は次の日を迎えてしまう。
 おまけによく眠れなかったため、遅刻ギリギリで学校に到着してしまった。こういう日に限って小町は日直とやらで早かったし親は重役出勤だし。
 なんとか担任より早く教室に滑り込み、自分の席に着く。危なかった…………。
 しかしHRや授業中もついつい写真のことが頭をよぎり、いまいち身が入らない。ついでにチラチラとこちらをうかがっている由比ヶ浜の視線も鬱陶しい。
 そして昼休み。
 俺はいつもの場所へと向かうべく教室を出る。

「……………………」

「……………………」

「……………………」

 いや、気付かないとでも思ってんのか?
 隠れてるつもりなのかもしれないが、由比ヶ浜が少し離れたところからこそこそとついてくる。あれでバレてないつもりなら相当アホだぞあいつ。
 さて、どうするか…………いや、撒くの一択だけど。
 正反対の方向に行くのもあからさま過ぎるので、とりあえず購買に行く素振りを見せて階段を下る。
 踊り場を曲がったところですかさずダッシュし、廊下に出てすぐの男子トイレに駆け込んだ。

「あ、あれ?」

 由比ヶ浜の戸惑ったような声が聞こえた。
 しばらくして気配が消えたのを確認し、俺はいつもの屋上に向かう。
 もちろんいつも以上に周囲に気を配り、扉の前で少し待って誰も来ないことを確認してから俺はノブに手をかける。
 すでに川崎は来ているようで、扉はあっさりと開く。ドアを閉めて鍵をかけ、建屋の上や設備の影をチェックしてから給水塔の間に行く。

「よう。悪い、ちょっと遅れた」

「ん。ここに来るなりキョロキョロしてどうしたの?」

「あー、いや、何でもない」

「そう?」

 川崎は深く追求してこず、俺に弁当箱を差し出してくる。
 俺はそれを受け取って隣に座り、箸を取って蓋を開けた。

「いただきます」

「いただきます」


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