【R18】八幡「…………しっぽ?」沙希「……見た?」京華「みたー?」【俺ガイル】
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675: ◆zO7AQfurSQ[sage saga]
2017/09/03(日) 20:17:48.52 ID:y4udZTXTO
「あれ、ヒッキーまた今お昼ここで食べんの?」

「ああ、昼メシ食い損ねてな」

 放課後、部室で弁当箱を取り出すと由比ヶ浜が訝しげに訊ねてくる。
 雪ノ下も読んでいた本から目を離し、こちらに顔を向けた。

「お昼を食べ損ねるほどの用事なんてそうそうあるとは思えないのだけれど」

「俺もそう思ったけど、図書室で本を探すのと調べものに時間かかっちまってな」

「ふーん」

 さして興味もなさそうに由比ヶ浜が相槌を打つ。
 そのまま雪ノ下の方に振り向き、少し申し訳なさそうな表情をしながら話し掛けた。

「ねーゆきのん……その、明日暇かな?」

「特に用事はないけれど…………」

 このパターンは由比ヶ浜が何かお願い事をして雪ノ下が押し切られるパターンだ。何だかんだ由比ヶ浜に甘いし。
 つっても何でも言うことを聞くわけじゃない。ちゃんと奉仕部の理念に基づいて、本人のためにならないことはきっちり言い聞かせるけども。

「その、ね。ちょっと勉強を教えて欲しいなー、なんて」

「え…………」

 少し身構えていた雪ノ下が虚を突かれたような表情をし、ページを押さえていた手を離してしまってパラパラと本が捲れていく。
 かくいう俺も箸を動かす手が止まってしまった。いや待て、聞き間違いかもしれん。

「えーと、すまん由比ヶ浜、ちょっと耳が遠くなったみたいでな。もう一回言ってくれ」

「そ、そうよね。空耳に決まってるわ。ごめんなさい由比ヶ浜さん、あり得ない言葉が聞こえてしまったわ」

「二人ともひどくない!? あたしだって勉強くらいするよ! でも最近微妙でさー」

 由比ヶ浜がぷんすかと頬を膨らませる。
 くそっ、あざと可愛いじゃねえか。一色かお前は。


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