80:名無しNIPPER[saga]
2016/09/02(金) 19:51:37.08 ID:VFMusgAAO
――事務所内
山村「皆さん今日は1日本当にお疲れ様でした。はい、それではこれがお待ちかねのみんなの夕食のお弁当ですよ! どうぞ!」コトッ
冬馬「……これは……」
翔太「……」
北斗「……」
事務机の前に並んで座らされた3人の前に待ちに待った夕食が置かれる。
ただし各人に用意されたその弁当箱は明らかにそれぞれのレベルに格差のあるものだった。
・冬馬の弁当……ごく一般的な1段の弁当箱
・翔太の弁当……3段重ねの豪華な重箱
・北斗の弁当……ごく一般的な2段の弁当箱
冬馬「……」
北斗「……」
翔太「……ねえ、これって……」
冬馬「……よかったな翔太! ほら、お前のやつが一番デカいぞ! 一番いっぱい入ってるぞ!」
北斗「う、うん。しかも黒塗りのお重に金の蒔絵なんて随分と渋いじゃないか! やったな翔太!」
翔太「でもこういうのってさ。大抵一番豪華っぽいやつがハズレのパターンだよね?」
冬馬「…………」
北斗「…………」
翔太「つまりそのお約束に則って考えると僕のが一番ハズ……」
北斗「い、いや! そうとも限らないさ! そう見せかけて実は普通に中身も豪華っていうフェイントをかけてきてるかもしれないし!」
冬馬「そ、そうそう! しかも3段もあるんだぜ! 他がダメでも1段くらいは絶対まともなのもあるって!
もしハズレだったら俺のと交換してやるし!」
翔太「……」
北斗「……とりあえず中を見てみようよ翔太。具体的なことはそれから考えよう」
翔太「………分かった。じゃあ開けるよ?」パカッ
警戒しつつも一番上の蓋を開ける。完全に諦めきった表情で恐る恐る中を覗き込んだ翔太は、しかし次の瞬間パッと顔を輝かせた。
翔太「わあ、チラシ寿司だ!!」
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