5:名無しNIPPER[saga]
2016/08/20(土) 05:14:49.34 ID:pXI/sN9x0
王「む、そうか。じゃがお主を王都に召集したのはお主とお主の旅仲間となる者の合流が目的じゃった。他の仲間を集めたければ酒場を当たるとよい」
勇者「ああ。一応覗いてみるとしよう」
勇者(まぁこの街にいる俺以外の冒険者なぞたかが知れているが…)
俺は城を出ると何を期待するでもなく酒場へと向かった。
俺は幼い頃に魔王軍に家族を殺されそこからあらゆる師にあたり、死にものぐるいで修行し続けた。
そのおかげで剣術の腕には自信がある上に基本程度の回復魔法は扱うことができる。
俺が勇者に選ばれたのは女神の導きだと聞くが…女神は俺に魔王への復讐の機会を与えてくれたのかもしれん。
今日は王都に召集されたが元々一人旅の身だ。
別に一人であることを苦には感じない。
孤独を感じるには、俺は一人でいる時間が長すぎた。
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