【fgo】ランサー「ローマがローマだ」ケイネス「え?」【zero】
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◆vn2AztKwUw
[saga]
2017/12/15(金) 23:48:27.76 ID:Xgz6XFEX0
-決闘日 間桐邸-
雁夜「バーサーカー!バーサーカー!」
夜になった雁夜は戦いに出かけようとバーサーカーを探す。
決闘場所の告知は昼間に済ませたし、遠坂時臣を倒すための秘策も用意してある。
バーサーカー「大声を出さなくても聞こえています」
雁夜「こっちの用意はできた。お前は?」
バーサーカー「構いません」
バーサーカーの返事を聞いた雁屋は玄関へと向かう。
桜「…おじさん」
靴を履く雁夜に桜が駆け寄る。
雁夜「桜ちゃん」
『今夜、俺は君のお父さんを倒す』
彼はたった一言だけ彼女に告げていた
桜「本当におと…遠坂さんを…」
途中までお父様という言葉が出かかる。
だが、幼い少女は自らの境遇を考え他人としての呼び方へと変える。
雁夜「そうだ」
決意
雁夜「俺は逃げていたんだ」
バーサーカー「…」
バーサーカーは静かに耳を傾ける。
正直に言って彼の精神状態は想像をはるかに超え快方に向かっている。
自らに目を向け醜い部分を認めた男の言葉にバーサーカーはそのゆがんだ心が完治したことを感じていた。
バーサーカー(あとは、体だけ。問題ありません。あの害虫たちの場所は分かっている)
雁夜「あの時は身を引いたつもりでただ逃げただけだった。そのせいで君たちを不幸にしてしまった」
桜「君"たち"?」
桜の疑問に雁夜は答えない。
彼女は彼の気持ちを知らないのだからその言葉が指す3人が分からない。
雁夜「だからけじめは俺がつけに行く。待ってて桜ちゃん。きっとまた君を笑わせてあげるから」
桜「…」
雁夜「大丈夫だよ。殺すわけじゃない、ただ俺は俺の責任を果たすだけだ」
雁夜は頭をなで、立ち上がる。
雁夜「バーサーカー」
バーサーカー「私も、少しだけ」
雁夜「分かった」
バーサーカー「桜」
桜「何?」
バーサーカー「お待たせしました。次はあなたです」
桜「つ…ぎ?」
バーサーカー「ええ、今度はあなたを治す番です」
バーサーカーの顔はとてもやさしいものだった。
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