マミ「QBかく語りき」 QB「君らしいね」
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180: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/10/02(日) 01:26:27.67 ID:SEKQbk/so

「さて。悪く思うなよ」


結界の奥にいた魔女はぼんやりした霧のような姿で蠢いてる。

穂先を下げて楽に構えをとった。

周囲のそこかしこに人がいるが、彼らは杏子の幻術の中にいて自分たちの見ているべき当たり前の風景だけを見ている。

ノロノロと徘徊する使い魔を人々は認識できない。使い魔もまた恐怖も敵意もない人間たちを補足できずにいる。


「何を望んだのかは知らないが、そいつは叶えられたんだろ? もう眠れ」


大きな魔法を発動させているので攻撃に魔力を割けないでいるが、そんな縛りはものともしなかった。

生まれて間もない魔女をあっさり切り裂いて滅するとたちまち結界がたたまれていく。

そして通常空間にぽつんと残されたグリーフシードを拾い上げた。


「さすがだね」


近寄ってきたQBに杏子が尋ねた。


「新しい魔法少女は他に何人いる?」

「今のでおしまいだよ。あとはみんな相転移を起こした」

「鬼畜生め」


避難所にいた一部の人々は周囲の空気が変わったのを感じとった。まどかもその一人だ。


(杏子ちゃん、ありがとう)


QBはちゃんと中継してくれた。


(あたしはもう行くよ。ちゃんとほむら連れて帰ってくるから待っててくれ。契約すんなよ!)

(うん!)



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