312: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2017/04/05(水) 17:09:54.56 ID:AjtdeEYho
「こんなこと言いたくないけど、あの子の親はどうしてんのかね?
病気の子を一人暮らしさせるってなんなんだろうな」
「……」
「ま、他人の家の事情なんぞ知ったこっちゃないが」
「……」
(そういや、ほむらちゃんてもうどれくらい自分のママやパパに会っていないのかな)
難しい顔で黙ってしまった娘に、思わず「ふふふ」と笑いがこぼれた。
「ほむらちゃんが心配か」
「当たり前だよ」
「いい子だろ?」
「はい、とても」
「あっ!」
まどかの背後に身支度を整えたほむらが立っていて、詢子にぺこりと頭をさげた。
「ほむらちゃん熱まだ下がってないでしょ、大丈夫?」
「起きて歩ける程度には大丈夫よ」
「よかった、元に戻ってる」
「元?」
「私と話したこと、覚えてない?」
一から説明されても全く身に覚えがなかった。思い出せるのは「きゅっぷい」までだ。
「ちょっと話さない?」
ほむらに椅子をすすめながら詢子が言った。不安そうにまどかが母親の顔を見ると心配しなさんな、とウインクが返ってきた。
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