14:杉田恵美 ◆Nb9nlU7l66[sage]
2016/10/09(日) 05:01:30.25 ID:Q99nY2kzo
これで一つ目の決意は完了した。
私は血塗れた寝間を後にすると、居間へ向かった。
二つ目の決意のためである。
シャツを脱ぎ、糞がついた部分はもちろん、一枚の布とするために不要な部分を裁断した。
そして最も取り除かねばならない部分、肩に刃物を向けた。
私は糞によって汚された肩の肉を抉り取った。
刃についたあの二人の血は私の血に覆われた。
そして、一枚の布となったシャツを取り上げ、肩に押し当てた。
ぐるぐると回すようにシャツを傷口に撫でつけた。
私は再び外へ出ると、庭へ回り、一本の竿竹を手に入れた。
先程のシャツと組み合わせれば、立派な真紅と純白の旗の完成である。
私は旗を高く掲げると、街路を歩き出した。
もはや私には父も母もいない。
しかしそれでいいのである。
私は見果てぬ新天地を目指して歩き出したのである。
19Res/6.63 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20