提督「という訳なんだ、うむ」 ビスマルク「……」
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506:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/15(木) 00:54:23.25 ID:R2q43YVg0
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提督(遣日ドイツ軍司令部は何度か訪れたことがあったが、こんな病院があったとはな。知らなかった)
提督(無事に到着し、そこで本格的な治療を受けた俺は割り当てられた寝室へ戻る。まるで高級ホテルだ)
提督(しばらくボーっとして過ごす。今日一日が夢幻のように感じられた。すると、ノックの音が聞こえる)
提督「どうぞ」
ビスマルク「アトミラール、ただいま」
提督「事情聴取とメディカルチェックは終わったか?」
ビスマルク「ひとまずは……精神的なストレスが酷いから続きは明日からだって」
提督「そうか……い号作戦が近くて、俺は戻らなくてはならない。もし何かあれば、すぐに連絡しろ」
ビスマルク「ええ。……アトミラール、ごめんなさい」
提督「もう何も謝るな。すべて終わったことだ」
ビスマルク「けど、それでも……いいえ。こんなこと繰り返したって、自己満足でしかないものね」
提督「君は悪くないよ。悪いのは全部あいつだった。あいつが君を騙さなければ始まらなかった」
ビスマルク「……どうすれば償えるのかしら」
提督「ずっと一緒に居てくれればそれでいい。もう考えるのは止めよう。今日はいろいろありすぎた」
提督「寝て、気持ちを切り替えよう。寝支度は終わっているな?」
ビスマルク「そうね…… 終わっているわ」
提督「じゃあ、寝よう。……どうする?」
提督(俺は灯りを消し、二つ並んだクイーンサイズのベッドの1つに入る。そしてビスマルクを見る)
ビスマルク「……行ってもいいの?私……穢れt」
提督「良いに決まってる!そんなことを言わないでくれ……!来てくれないか」ポンポン
ビスマルク「!は、はい……!」
提督(ビスマルクは泣きそうな顔で躊躇っていたが、俺が声をかけるとおずおずと言った感じでベッドに入ってきた)
提督「……」スッ
ビスマルク「! ……」ギュッ
提督(手を伸ばしてビスマルクの手を取ると、握り返してくる。暗闇の中、涙を流しながら微笑んでいた)
ビスマルク「私、今とてもしあわせ……」
提督「俺もだ」
提督(俺たちは眠りに落ちるまで……いや、眠りに落ちてからもずっと手を握っていた)
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