提督「という訳なんだ、うむ」 ビスマルク「……」
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597:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/22(木) 00:27:37.68 ID:BPm5EXxn0
「「「「!?」」」」
プリンツ「はい、どうぞ!これです!」
提督「どれどれ、いただきます。ふむふむ……ほうほう……なるほどなるほど……美味い!」
プリンツ「ホントですか!」
提督「ああ!焼き鮭の味加減が絶妙だ!煮物も理想的な柔らかさだし、味もよくしみ込んでいる!卵焼きが甘くないのも俺好みだ!」
瑞鶴「!へぇ……提督さん、卵焼き甘くないのが好みなんだ……ふぅん」ニタァ
愛宕「甘党だから甘いのが好きかと思っていたけど……いいこと聞いたわぁ」ニタァ
加賀「……卑怯者。正々堂々勝負することもなく、このようなだまし討ちなんて。腹が立ちました」ギリッ ボソリッ
プリンツ(加賀さんは目を細め、歯を食いしばりながらこちらを睨みつけていた。大方、私がアトミラールを迎えに行ったことが気に食わないのだろう)
プリンツ(加賀さんだって、気がつけばそうできた。やらなかった自分が悪い。それに、恋は戦争。油断した奴から死んでいくんだ)
プリンツ(アトミラールを誰にも渡すつもりはない。悪く思わないでね)クスッ
加賀「……!!」ピキッ
提督「それにしても、料理が上手いものだな。どれも凄くおいしいよ」
プリンツ「あ、そうですか?昨日頑張って練習した甲斐がありました!」
提督「昨日!?一日練習しただけでこんなに美味く作れるのか……」
プリンツ「鳳翔さんのおかげですよ。鳳翔さんに習ったんです」
提督「ああ、通りで!鳳翔の面影があると思った!だが、これは君の味だな。何か工夫したのか?」
プリンツ「そうですか?うーん……もしかしたら調味料の違いかもしれませんね?」
提督「なるほど……これがドイツの味なのかもな」
プリンツ「そうですね。それに、とっておきのスパイスを使いましたから」
提督「とっておき?それは興味深い!何なんだ?」
プリンツ「……気持ちですよ。アトミラールに喜んでほしいって私の願いです」ボソリッ
提督「!?そ、そうか……!!」
プリンツ「ふふっ」ニコッ
提督(耳元でそう囁かれる。一気に味が分からなくなった。プリンツの顔が直視できない。何とか平静を装って完食する)
提督「ごちそうさま。では、仕事に戻るよ」
プリンツ「お粗末さまです。お手伝いしましょうか?」
提督「いや、明日から作戦開始だ。今日はゆっくり休んでくれ」
プリンツ「……そうですね、分かりました。ではお仕事頑張ってください」
提督「ああ、ありがとう。じゃあな」
プリンツ「はい、また後で」
提督(そうだ、明日には作戦が発動される。集中しろ。スイッチを切り替えるんだ。……失敗は許されない。人類の悲願なのだから)
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