義姉「泊めてください、義姉さん」
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79: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2017/02/05(日) 21:08:39.99 ID:8rQG71g00
姉(喫茶店を出ると夕焼けが外装と自然の緑を染めていた)

姉(先に外に出た義妹を追うため小走り――)


姉「あっ……」


姉(――したのはいいが、何かに足を取られてしまった)


姉(短い感嘆と共に、地面へとつんのめる)


義妹「義姉さん!?」


姉(義妹の声と衝撃はほぼ同時にきた)


姉(――私はこけた)


姉「イタタ――」


義妹「大丈夫ですか?」


姉「うん、だいじょう、ぶ――」


義妹「そうですか……はい、立てますか?」スッ


姉「義妹……」

姉(手を、伸ばされた)


姉(私があの時しなかったこと……)


姉「伸ばせばよかった……」ボソッ


義妹「どうかしましたか?」


姉「私もあの時手を伸ばせば良かったなって……」


義妹「……いいえ、あの時の義姉さんは間違ってはいませんよ」

義妹「あの時、自分の力で立てて、褒めてくれて……信頼できるって思ったんです」


姉「……信頼?」


義妹「はい、信頼です」

義妹「適当に助けるんじゃなく、見捨てるんじゃなく、」

義妹「自分の力で出来るまで見守る。他人だった私に親身になってくれた」


義妹「そんな貴方に私は心惹かれたんです」


姉「え?」


義妹「……な、なんでも無いです」


姉(ああ……きっと――)

姉(姉友……私にあるのは勇気じゃないよ)

姉(ただ弱い子をほっとけないだけだ)

姉(私自身が弱いから――)


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