124: ◆/BueNLs5lw
2017/01/19(木) 00:20:05.75 ID:ewI4O/lC0
「……小さい頃の事なんだから」
それだけ言って、ちあきちゃんは私の体にまた体重を預けた。
うん。
その程度の過去。
私が思うより、幸せだったんだろう。
将来に不安もなく、目の前の事だけが全てだった頃。
誰かを傷つけたとか傷つけられたとか。
許すとか。
いちいちそんなことも考えなくても良かった。
「絵ちゃん? どうしたの?」
「うん……」
「泣いてるの?」
「……少し」
「なんで」
「分からない」
きっと、私の心は人よりだいぶ大げさ過ぎる。
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