20: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/12/15(木) 22:45:49.12 ID:JDLLcw/GO
言ってしまった。この後の関係性が悪くなると分かっているのに。
別に、親しくなろうともしてないけど。
桜田ちゃんが発破かけるから。
ちあきさんがキョトンとしている。
私は後悔と共にしゃがみ込んで頭を抱えた。
「ご、ごめんなさいッ」
ほとんど反射的。
「絵ちゃん……」
変に思われたよね。
一度縛っていたものが解けると、後は口が動く動く。
「しょ、小学生の時に怒られてから……ずっとトラウマって言うか、ちあきさんにまた怒られると思ったら怖くて……そばにいると体が強張ってさ」
ぶつぶつと地面に向かって話かける私。
「でもね、絵ちゃん」
ちあきさんが言う。
「はい……」
「それは、怒られるようなことをする絵ちゃんとひろ君が悪いんじゃないの?」
ごもっとも。
「私が二人を怒る義務や権利があるわけじゃないんだよ。二人が危ないことをして、いなくなるのが嫌なだけ……」
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