【金色のガッシュ】オリ主♀が魔界の王を目指すようです【たまに安価】
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111: ◆8h20OrvZmnp3[saga]
2017/01/03(火) 02:27:17.97 ID:sMsqZjdA0
ルド「違うわ」

コルル「!」

ルド「これをやったのはもう一人のあなた。暴走の術の人格よ」

コルル「それなら、やっぱり、私のせいで!」

ルド「そうかもしれない。でも、これはあなたを守ろうとした結果よ」

コルル「……」

ルド「車にはねられそうになったあなたを助ける為にしおりさんが術を唱えた。だからこうなったの」

コルル「……なら、この本を燃やして! そうすれば、もう誰も傷つかないから!」

清麿「だ、だが、燃やせばコルルは消えて魔界へ帰って……!」

しおり「!? な、なによ、それ……」

ルド「……」

パシンッ!

コルル「っ……」

ルド「事情は、よくはわからないわ。けど、彼女が術を使ってまであなたを助けようとしたということは、それだけあなたを失いたくなかった。助けたかったのよ。たとえ、自分が傷つくとしても」

ルド「あなたはその思いを無駄にするつもり!?」

コルル「でも、これ以上おねえちゃんと一緒にいればお姉ちゃんをまた傷つけちゃう! それに、私、聞いたことがあるの! この戦いで、私みたいに戦う意思の弱い子には、別の人格が与えられることがあるって」

ルド「……それは嘘よ。あなたの人格がもうひとつある理由は確かにそれに近いかもしれない。でも……」

清麿(ルド? なんか、いつもと違って、雰囲気がどこか……)

ルド「暴走の術には二つのパターンがあるわ。本能に任せて大暴れをする術。そしてもうひとつが別の人格と入れ替わる術。あなたは後者の術で暴走をしたわ」

ルド「でも、その人格が生まれた理由はおそらく、あなたを守る為よ」

コルル「え……?」

ルド「あなたは確かに戦う意思が弱い、でも、それゆえにあなたの中であなたを守る為に戦う為の人格が生まれた。それが、術を使っている最中のあなたよ。誰かを傷つけることに怯えず済むように、誰かを傷つける感覚を覚えていなくて済むように」

ルド「なによりも、その優しいあなたの人格を守る為に。彼女は、生み出されたの」

コルル「……」

ルド「そう……私とは、違って」ボソッ

コルル「え?」

ルド「な、なんでもないわ。とにかく、そのもうひとつの人格はまだ生まれたての子供と同じ。確かに制御も戦わないで暮らすことも難しいかもしれない。でも、もう一度自分の家族である人のことを考えてあげて。こんな別れなんて、絶対にいやに決まってるから」

ルド「……私のように、後悔はしないで」

コルル「……」

ルド「さ、清麿。帰りましょ」

清麿「い、いいのか?」

ルド「えぇ、言いたいことも言ったし、それに……後は彼女たちが決めることだから」

清麿「……ところで、さっきの言葉って」

ルド「……いつか話すわ。私自身、まだ、乗り越えられていないから」

清麿(さっき言ってた暴走の術。それに関する知識の多さや絶対に使ってはいけない第4の術……)

清麿(……ルド、いったい何を抱えてるんだ?)


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