貴方「安価でファンタジーの世界を生き延びる」
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73: ◆TDwm1lUwe6[saga]
2016/12/18(日) 04:53:48.14 ID:EAH3p9+q0
貴方「…それから8年間、蹂躙されるだけの日々が続きました」

貴方「ある時は他の貴族の接待、ある時は子供からの拷問…」

貴方「拷問も、林に私たち奴隷を逃がし、虎を一斉に放つ、という悪趣味な拷問でした」

リルド「それでも、私たちはあのゴミの提案した、10年が来るまで必死に耐え続けたんだ」

リルド「そして、もうすぐ9年目に入ろうとした時、二人の会話を聞いてしまったんだ…」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

リルド「ふぅ…食事はいっつも骨に少し付いてる肉と野菜の茎…。姉さんのことも考えてよね…」トコトコ

…デ、アノフタリニツイテダガ…

リルド(…あのクソ親子の会話か…?気になるな)コソッ

富豪「このままじゃ本当に耐えきりそうだからな。明日にでも処分するか」

リルド(…は?)

坊ちゃん「僕も賛成。いくら遊んでも痛い目に遭わないんだもん。面白くないよ」

富豪「明日、二人に解放すると言って処理室まで連れてこい」

坊ちゃん「分かった」

リルド(…あいつら、私たちのことを物としか見てないのか!)

リルド(このままじゃ姉さんが殺される…。早く逃げないと!)ダッ

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

貴方「嘘…?」

リルド「うん、あいつらは最初から処理するつもりだった。私たちが必死に耐えているのも、全て意味なんかなかったの!」

貴方「…逃げるの?」

リルド「…ここにいたら殺されるの。姉さんも一緒に逃げるんだよ!」

貴方「無理よ…。あの二人が生きてる限り、私たちは家から出られないんだから…」

リルド「私が殺す」

貴方「ダメよ!あなたが手を汚す必要はないの!汚れ役は私が引き受けるから…」

リルド「とにかく、夜になったら抜け出そう。鍵くらいなら開けられるから」

リルド「そして、一緒に暮らそ?」

貴方「…ええ」


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