5:名無しNIPPER
2016/12/23(金) 17:11:01.77 ID:lsZj+NMQ0
「……ん」
数秒、そのまま動きが止まる。数回、啄むような口づけ。段々と体が密着していく。
舌を出すとそれに呼応して美優さんも遠慮がちに絡めてきた。その期を逃さず、舌を美優さんの口内に送る。唾の音がいやらしい。
数時間前にのんだ酒の味、だが舌を絡めれば絡めるほど美優さんの味に変わっていく気がして。体が熱くなるのがわかる。心地いい。
「ん、ちゅ、ちゅうう……はぁ、はぁ……」
美優さんはすでに蕩けた顔になっている。人の事は言えないかもしれない。息が荒くなっている。
ごくりと二人の混じりあった唾液を飲み込むと同時、美優さんの喉が鳴るのも分かった。
「美優さん……脱がしても?」
聞きながら、すでに服には手をかけている。
ゆっくりと服を上げていくと、張りのある肌、雪のようにきれいなお腹、そして黒い下着に包まれた胸。思わず生唾を飲み込んだ。
「美優さん、大胆ですね……」
「えぇ、まぁ……」
苦笑いしながら肯定してくる。彼女の意志ではなく誰かにおすすめされたのだろうか?
アイドルとしての美優さんは俺が衣装のプロデュースをしていることもあり、様々なイメージがあると思う。
だが普段の美優さんの清楚なイメージとは真反対。自分の意志でこんなに派手な下着を身に着けることはなかったはず。しかし、ここまで直接露骨に誘惑してくるような衣装をされても萎える事は全くない。あまりにも妖しく、そして扇情的で、少し残っていた理性も全て溶かされる。
優しく押し倒しつつ、さりげなく暖房をつけておく。後々寒さでムードが壊れてしまいそうだ。
「すごいです……こんな……」
「喜んでくれたなら……、私も勇気を出してみた甲斐があります」
「もしかして……自分の意志で?」
「Pさん……貴方が私を変えてくれて……」
美優さんが胸に手を当て告白する。
「自分を着飾る衣装を、身に着ける気に、なって……」
「私服だけじゃなく、下着まで……?」
「えぇ……、それに、最近は胸が少し、きつく……」
「……プロフィール……いくつでしたっけ……?」
「ええと、85、ですね……」
アイドルとしては少し大きい、というくらいだろうか。だが今見てみると、十時愛梨や三浦あずさといったアイドルにさえ引けを取らない気すらする。
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