明日を追い越して
1- 20
2:名無しNIPPER[saga]
2016/12/28(水) 02:06:37.26 ID:nd815OF9O



「たまには帰ってきなさいよ、ってねえ……」



母の声が思い出される。
顔は浮かばない。
嫌いでもないが、疲れるので思い出したくない。

ギュムッ。


不肖の息子。


いや……。
ギュムッ。


愚息。


これでいいだろう。すっきり。
ライフワークというより、心の安寧を何とか保つための悪あがきが毎晩のように繰り返されていた。

終わりはあるのか、終わりはないのか。
俺の限界は来るのか、限界は来ないのか。

フタもカパカパ開き気味になったくずかごが、大きなレールの上を揺られていった。





ガタンゴトン……ガタンゴトン……





「最終電車が発車します。……」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
77Res/62.66 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice