明日を追い越して
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45:名無しNIPPER[saga]
2017/01/08(日) 10:33:42.95 ID:LYdISKJIO



女「こんなものでしょうか」

男「あ、はい……」



彼女がこんなもんと称した衣類は、どどん!と効果音を付けてしまいたいくらいに多い。
大きい紙袋が2つパンパン。彼女セレクションの福袋である。
確かにところどころ渋い顔をしながら買い控えている様子も見受けられたが、それでこれか。

女「も、持ちます? ちょっと私も買いすぎかなとは思うので、その」

男「ダメです。せっかく横に居るんですから、ちょっとくらい良い顔させてください」



どう持って帰るのとか、50kは飛んだんじゃないのとか、色々野暮ではあるが、さすが女性のショッピング。
男とはひと回り違う楽しみっぷりは、満足してもらうと豪語した甲斐があるというもの。

……もっとも、本当に満足しているかと言えば怪しいが。




男「イタリアンで良いですか?」

女「はいっ、ご一緒します」

男「……なんか仕事みたいになってません?」

女「あう……ご、ごちです。あ、違います違います払いますけど!」

けっきょく駅前で充分に揃ったようなので、そのままレストランに駆け込んだ。



店員「いらっしゃいませ、2名様でよろしいですか」

男「はい……ふたりです」



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