明日を追い越して
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55:名無しNIPPER[saga]
2017/01/10(火) 23:57:49.08 ID:n6ADT7fFO

ため息ひとつ。
クッションを持って、小さいコタツの一辺に無理やりお邪魔した。
当然入り口は狭く、腰やももが密着する。


女「んう……」

少し不快そうな彼女の髪を梳き、首からそっと持ち上げた。

女「……あ」

男「風邪ひきますから……長くはダメですよ」

女「あぁ、ありがとうございます……」


彼女は頭の下に滑り込ませたクッションを大事そうに抱える。

男「何分おやすみしますか」

女「……1じかん」

男「はい。」


頭に優しく手を乗せ、指でとんとん、と軽く叩く。
見る見るうちに彼女の力が抜けていく。






男「休んでください。起きるまで居ます」

女「……。」

男「怖いことは何もないです。俺が守ります」

女「……。」


……閉じた目のはしから、光が溢れている。


男「おやすみなさい。」


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