【ファンキル】ムラマサとマスターの痴情【R18】
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60: ◆/34wNgZHYIZS[saga]
2017/01/08(日) 21:16:50.30 ID:zmplhEd+O
「しかし、その間もそなたの様子は変らず、むしろ悪化しておりました。
もしや、ムラマサとは関係なく何か悩みがあるのでは?
拙者で力になれることがあれば――」
マサムネには関係ない!思わず叫んでしまった。
マサムネの献身的な行動を隠れ蓑にして、ヴァナルガンドに流されてムラマサを裏切っている。
そんな自分に憤りを感じながらも、明日の朝への期待を捨てられない。
そんなみっともない自分を必死に隠そうとしていた。
「なっ……、拙者は主君の身を案じて……。」
マサムネは絶句するがそれでも僕の事を案じてくれている。
そんなマサムネに対して、言いたい事がそれだけなら帰ってくれと突き放してしまう。
「……分かり申した。」
マサムネのそう呟きテントの外へ向かう。
足取りは強く僕の方を振り向く気配はなかった。
最も信頼し合っていた筈のキル姫を突き放した僕は既に明日の朝の事を考えて始めていた。
どうしようもなく僕は堕ちていた。
だから、マサムネの「また来ます。」という言葉に気づけなかった。
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