10:名無しNIPPER[sage]
2017/01/15(日) 10:13:56.09 ID:s56pMlt90
提督「そこで捕虜の深海棲艦が人体実験されている」
大和「……」
大和さんの手が止まりました、落胆の表情を見せないように目線を落としました。
計算機のキーの上で止まった手と、鉛筆を持つ手を胸に持ってきて言いました。
私は、なんの為に戦ってきたのですか
提督は、何も答えず大和さんの手を引きました。南洋とはいえ乾季で冷える時期に地下の無線室にいたのです。
大和さんの手は冷たくなっていました。大和さんが顔を上げると、提督は優しい目で見ていました。
提督が手を握る力を緩めると、大和さんの手は下に落ちました。立ち上がり外套のような上着を大和さんにかけて、言いました。
提督「君は私のために戦っているんだ。私だけを見ていろ、私だけの命令を聞け、それだけでいいんだ」
提督は去っていきました。大和さんはドアが閉まるまで視線で追いかけて、解読を再開しました。
41Res/26.19 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20