43:名無しNIPPER[saga]
2017/01/17(火) 22:42:47.57 ID:tLlctUQG0
幼「やっぱり、無理だよ……サヨナラなんて、バイバイなんて、言わないでよ……っ」
女「っ……」
幼「女ちゃんの気持ち、嬉しかった……辛い思いをしてまで私のためにって。 でも……女ちゃんは、優しすぎるよ」
彼女が手を伸ばして、あたしの両手を包み込んだ。
幼「あなたは、昔からそう。 自分のことは後回しで、いつも私のことばかり。 お菓子を選ぶときも、おもちゃを選ぶときも、ヒーローショーの握手会の順番だって、次が最後なのに私に譲ってくれた」
幼「私、ずっとあなたの優しさに甘えてた。 ずっと、あなたを頼ってた。 でも……あなたのワガママを聞いたことはなかった」
幼「ねえ……いいんだよ? 少しくらい、ワガママを言ってくれたって。 私が一番じゃなくて、自分が一番だって。 ……自分が一緒にいたいから、私と一緒にいるんだって」
……そうだ。
あたしの中で、幼ちゃんはいつも一番だった。
一番仲が良くて、一番大切な女の子。
だから、いつも幼ちゃんを守っていた。
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