勇者「淫魔の国で風邪をひくとこうなる」
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5: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2017/01/23(月) 00:19:41.70 ID:fQSRpZJAo
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始まりは、城の廊下で起きた、たった一度の咳からだった。

勇者「――――――けほっ」

サキュバスB「……陛下? 大丈夫? お風邪ひいちゃいましたですか?」

勇者「いや……分からないから、近寄らない方がいい。“お手伝い”に戻れ。心配してくれてありがとう」

サキュバスB「誰が“お手伝い”ですか! でも、お具合悪かったら……言ってくださいね? 
         わたしの必殺、“ヒーリング☆フェラ”で治しちゃいますよ? おケガ以外なら何でも治っちゃうんですからね?」

勇者「気持ちだけ受け取るよ。無理はしない」

舌をぺろりと出し、いたずらっぽく微笑みながらサキュバスBは去っていく。
しかし、勇者は内心妙だと感じていた。
ここへ来て一年が経つのに……今のは、少し悪い咳だった。
喉に何かが絡んだり、空気の乾燥のせいではない。

勇者(……今日は、早く寝よう)

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