18: ◆uNOqeZtsKc[ saga]
2017/01/26(木) 22:01:12.63 ID:1Y5UufCkO
甘かった。
遠くからのチャージショットであれば、ドリルをも砕き早々に勝負がつくものと判断していた。
しかし、実際はどうだ。
ドリルが何発も飛んできた。1,2,3、4発と。
それをかいくぐり、ショットを放とうとした。
その時だ。
避けたはずの、頭の右上の空間を通り抜けてゆくはずだった金属の塊−−が、熱を持った風となって、金属片とともに俺を襲った。
ぼむっ、という音がした。
直後、がぎいんっ、という音とともに、頭を何かが襲った。鋭い痛みと、衝撃による振動。ドリルの破片と、爆風が俺の頭の右上に当たったということは瞬時に気が付いた。
しかし、気づくべきはそこじゃない。次から次へと襲ってくる、別のドリルだ。これが体を貫通した後に爆発したらどうだろう。内臓のメカが砕け散り、バラバラになり、粉々になる。オイルが飛散する光景が目に浮かぶ。死ぬかもしれない。
「つうううらあああああああああああっ!」
ダッシュだ。素早くしゃがみこむのと同時に、右足で地面を蹴り、低空の姿勢を保ったまま敵に飛び込む。頭の上をドリルが飛んでいく。それらが爆発する前に、さらに地面を蹴る。前へ進む。
目の前に、地面に食い込むドリルがある。奴の足だ。この上に、奴の腹がある。
こんな時にも忘れることなく溜め続けていたバスターを、手を振り上げてその腹に放った。
ぐぼあああああああああっ!!
ドリルのメカニロイドが叫んだのか、爆発の音なのかはわからないが−−−直後に、重い金属が一度にいくつも落ちたような、がらがら、がぎん、がぎいんっ、という音があたりに響いた。
「まだ終わっていないよな……」
ドリルのメカニロイドが、仰向けのまま、叫ぶように次の行動に移る。>>19しようというのか。
俺は>>20しよう。
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