シンジ「僕が?」
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775:名無しNIPPER[sage]
2017/03/13(月) 21:50:43.21 ID:eF8qQWge0
- 翌日 墓地 -

『IKARI・YUI 1977〜2004』

シンジ「…………」

ゲンドウ「三年ぶりか。2人でここに立つのは」

シンジ「父さん。来たんだね」

ゲンドウ「ああ。毎年きている」

シンジ「そう、来なかったのは僕だ」

ゲンドウ「…………」

シンジ「今日は少し、父さんと話がしたい」

ゲンドウ「なんだ」

シンジ「母さんのこと、覚えてないんだ。どんな人だったの?」

ゲンドウ「人は思い出を忘れることで生きている。だが、決して忘れてはならないこともある。ユイはそのことを教えてくれた」

シンジ「確認をするために来てるんだね」

ゲンドウ「そうだ。……シンジ。思い出は心の中にある。今は、それでいい」

シンジ「僕は母さんの思い出なんかない。だけど、今の学校で仲の良い友達ができたんだ。だから、思い出が大切だってことも、忘れちゃいけないことがあるのも、わかる気がする」

ゲンドウ「…………」

シンジ「……父さん。お願いがあるんだ」

ゲンドウ「…………」

ピリリリリッ ピッ

ゲンドウ「私だ……あぁ……わかった」

シンジ「…………」

ゲンドウ「シンジ、時間だ」

シンジ「わかったよ……わかった」


シンジ「(なにを期待しようとしてたんだ。僕は)」


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