152: ◆x.53aZIM6g[ saga]
2017/03/04(土) 11:17:04.86 ID:lVaEIQQHO
「ごめんなさい、先輩」
「いいのよ、実際に遅刻したわけじゃないし」
厳しい顔つきのまま、先輩が言った。気づくと周囲にはもう誰もいない。足取りの重いぼくより、ずっとはやく教室についたんだ。
鳥の声が聞こえた。風は来ない。
「さ、行きましょ」
「あ、あの先輩」
「何?」
「お、おとといの事……なんですけど」
口から不意に、出た。
あまり思い出したくない出来事の筈なのに。
最悪の日々の、きっかけ。
でも、先輩の顔は、冷たく乾いた砂地が、熱くじっとりした泥沼に変わっていくかのように変容していく。
ぬっぷりと、口を開き、ぬばっ、と舌を出す。
先輩の下あごの上で、その怪物のような赤いものが、透明な唾を這わせてべえろりと。
ぼくは、怖くて動けなくなった。
先輩は、言った。
「楽しかったわね……」
じゅるり、と音がした。
ぼくのあそこが、張り詰める。
今回ここまで。次の書き始め(今日の夜か明日の朝かと思う)まで、>>1と同じテンプレでサブキャラ(先生とか既存キャラの家族・友人など自由)を募集。
ただしこちらはちょい役の可能性が高かったり、出ない可能性、さらには都合で書かれた設定を変更する可能性もあるので、承知の上の事。
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