190: ◆x.53aZIM6g[ saga]
2017/03/05(日) 22:09:36.74 ID:6ufZ9MFFO
−−−−−
私は、ただこの場で考えたかっただけ。
それなのに、こんな状況に遭って、あまつさえ年上の筈の男の子が、私をじっと見る。
自分でも思わない行動だったのだろうか、すぐに目をそらした。
すると、もう一人の女の先輩が、男の子を抱きしめる。
やだ……二人で何かするつもり?
噂では、なにか大人なグッズが裏門あたりに落ちてたらしいというし……。
と、止めなくっちゃ。
「あ、あの、せ、先輩方、そ、そそ、そういうことはもう少し大人になってからのほうが」
「え……え!? ち、違うのよこれは!」
顔をより真っ赤にして、女の先輩は男の子の先輩を突き放した。
男の子の先輩は、よろめきながらも腕をぐるぐると回して、そこに立った。
あ、アレはと言えば、未だにズボンの布地を引き寄せて恥ずかしい形を作っている。
う。あうっ、うああああうううう。
チャイムが、鳴った。
−−−−
チャイムが、鳴った。
二人の女の子の前で情けない。
どうしたらいいんだろう。その結論は出なかった。
でも、代わりにこう思った。
もう一度ここにきて、一人で考えよう。さすがに次の休み時間には現れない……よね?
次の休み時間、どうする二人(体育館裏に来ないなら出番もない)?
沙綾 >>192
詩乃 >>194
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