360: ◆x.53aZIM6g[ saga]
2017/04/01(土) 23:30:41.80 ID:rOMuCx8jO
スマホを拾って……それなのにもう一回、『スマホを拾わなきゃ』と思ってしまった。
その一瞬で隙ができていたら危なかったけど、海藤はまだ立ち上がれていなかった。
そんな海藤の上体に、緑谷君がつかみかかっていた。
−−−−−
クソふざけやがって!
スマホに気を取られてんだろ!? 服奪って取り返してやるぁっ!
と思って立ち上がりながら振り向こうとした時だった。
ガキが俺の左腕あたりにしがみついてきやがった!
何だこの野郎!
−−−−−
海藤が倒れ込んで、先輩がスマホを拾った。
そのまま少し固まる先輩を見ないように背を向けつつ、海藤の左腕に食らいついた。
海藤はすごい力だった。
右手でぼくの顔をがっしりとつかみ、首をもぐ勢いで押し付けてくる。
そのまま僕はトイレの床に転げた。立ち上がる海藤。
海藤は先輩への方向を、目を見開き歯を食いしばっている。
すごい怒りの形相だった。
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