14:名無しNIPPER[saga]
2017/03/04(土) 17:48:09.57 ID:Umg3hOim0
「あのような若者が引っ越してくるなんて聞いてなかったが」
夜。薄明かりの部屋に集まった数人の男女。緑もまた、そこにいた。
「緑さんは滅多に家から出ないから。私達はずっと前から知ってましたよ」
「こんな村に引っ越してくるなんて変わった子達よね」
「木村さんの紹介らしいが、両親と一緒に住めないなんて可哀相だの」
「両親は何の仕事をしてるのか……」
「聞いてもはぐらかすばかりで怪しいわね」
「………」
緑は深く溜息を吐く。ここにいる者達の興味は、引っ越してきた彼女達本人よりも持ち込んできた「謎」にあるようだったからだ。
「……でも、まぁ」
この中で一番若い佐々木が呟いた。といっても三十五歳の既婚者だが。
「この村に引っ越してくるなんて可哀相に」
その言葉を誰もが否定しなかった。
何故ならこの村には、その言葉を肯定する秘密があるからだ。
村の秘密、安価下1
例: 食人村、超能力、霊が出る、など
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