妖狐の国の座椅子あふたー
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315:名無しNIPPER[saga]
2017/06/22(木) 06:36:34.83 ID:jCAv+IA40
いつか、誰かの感情を動かすような存在でありたいと、誰かの生きる理由になるような存在になりたいと、そう思ったことがある。

しかし俺はその先を深く考えたことがなかった。

誰かの生きる理由になるということ、それは逆に誰かの死んでもいいと思ってしまう理由になること。

…………………………


『かたじけにゃい…せっしゃも…主殿のためならこの命惜しくないでごじゃるっ…』


……………………………

それを共に誓い合った仲なら、全然苦ではないが……

自分が一方的にその立場になってしまうというのは、あまりいいものではなかった。



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