安価で決まる物語
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132: ◆22ceYGYvGM[saga]
2017/04/07(金) 20:00:24.03 ID:ICniEMlh0
「フリム、水よ。ゆっくり飲んで」

「ぁ······っ」

口元でコップを傾ければ、真っ白い喉が動いた。

「······落ち着いたかしら」

「は、い······ご迷惑おかけしました、ご主人······」

「ううん、こんなこと不用意に聞いた私が悪いの。······今日はもう、休んだほうがいいわ」



静かに胸を上下させるフリムを見ながら、エルヴァは己の迂闊さを悔いた。
当然だ、あれほど怯えていたのに過去がいいはずもない。
だが、まさか過呼吸に陥るほどとは······。
何があったのかという疑問が募る一方、これ以上フリムに負担をかけたくないという
願いもまた、胸中にあった。


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