18:名無しNIPPER[saga]
2017/04/15(土) 23:23:18.66 ID:U53w46dSO
それから数ヶ月、迎えた父の誕生日に家族関係は終わりを告げた
毎年誕生日には休暇を取り、父と娘はささやかなパーティーを開いていた
母親もこの日だけは最低でもプレゼントだけは置いていた
父「……」
娘「……」
しかしこの年は何も用意されていなかった
少し落胆した様子の父を見た娘は怒りを募らせる
娘(あのクソ女……ついにやってくれたわね!!)
憎悪の対象であっても娘は母に僅かな期待をしていた
だがその期待は儚く崩れ、娘の中で母親は完全な他人になる
娘(ダメだ……やっぱり私が喜ばせないと……)
父の為に用意したプレゼントを娘が渡す
お小遣いを貯めて買った少し高級なネクタイ
箱を開けた父はとても嬉しそうな顔を見せた
父「凄いな、結構いいネクタイじゃないか」
娘「えへへ……パパに似合うと思って奮発しちゃった♪」
父「……ありがとな」
娘「んーん、パパが喜んでくれて私も嬉しいよ?」
そう言った娘を父が強く抱きしめる
父「お前はいい子だな……もしもお前が……」
娘「パパ……」
父「……さぁ、ご飯を食べよう」
娘「……うん♪」
二人は笑顔を見せ合うと食事の準備を始めた
40Res/27.39 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20