166: ◆y7//w4A.QY[sage]
2017/06/10(土) 17:34:11.59 ID:Z5ozZEko0
ピリリリリ ピッ
ユイ「もしもし」
加持「政府のお偉方はかなりピリピリしてますな。今にも攻めてきそうな勢いですよ」
ユイ「構造内部という餌は与えたわ。食いついて当然でしょう、あなたの保険になるし」
加持「感謝します、それで、葛城も食いついたんですか? 俺に対するアクセス権限をあえて引き上げず、操作したという痕跡を見せつけたんでしょ」
ユイ「ええ。よく食いついてくれた。安易ではあるけれど、行動力はあるのね」
加持「そりゃそうっすよ。おそらく、今頃葛城は猛省してるんじゃないですかね。俺がアクセスしたのでさえ偽装だと気がついてるはずです。ひとつの餌で二匹の獲物を釣るとはね」
ユイ「停電は明日、起こるわ」
加持「わかってます。辻褄合わせは必要、でしょ?」
ユイ「問題なのは、葛城一尉の処分ね。どうしたものかしら」
加持「……はやめに勝負がつきましたし、脅威にならないのでは?」
ユイ「いいえ、本来ならここまでたどり着ける予定すらなかったのだもの。私が舐めていた。失態は認める。だからこそ、もう二度と、甘くは見ない」
加持「しかし、葛城はまだ必要な存在では」
ユイ「だから迷っているのよ。泳がせるべきか、始末するべきか……」
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