シンジ「アンケート?」完結編
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25: ◆y7//w4A.QY[sage]
2017/05/08(月) 16:17:58.01 ID:NZkIySs50
【シンジ宅 夢の中】

ゲンドウ「シンジ、起きろ」

シンジ「と、父さん⁉︎ ぼ、僕の身体、十三年前の時と同じ、子供の頃に戻ってる……はっ⁉︎ 待ってよ! どこに行くの⁉︎」

ゲンドウ「お別れだ」

シンジ「なんでだよ! 僕たち、ようやく、ようやく話はじめたところだったじゃないか! 僕がちゃんとできるか見なきゃいけないんじゃないの⁉︎」

ゲンドウ「すまなかったな」

シンジ「嫌だよ! 僕は父さんに褒められたかったんだ! こんなの、はやすぎるよっ!」

ゲンドウ「俺に縋るな、後ろを振り返るのはいつでもできる。今は前に進め」

シンジ「消えないで! お願いだよ! 僕は父さんがいなきゃ目的がまたわからなくなっちゃうんだ! だから、お願い!」

ゲンドウ「ふ、こんな嫌われ者の父親でもか」

シンジ「そんなの関係ないよ! 僕にとっては父さんなんだ!!」

ゲンドウ「その情熱を、まわりに向けろ。いなくなってしまった喪失感に耐えきれず、勘違いしているだけだ」

シンジ「と、父さん……」ポロポロ

ゲンドウ「十三年前も、蝉が鳴いていたな」

シンジ「どうしてだよ」

ゲンドウ「顔を上げろ。前を向け、最後に俺はお前に賭けた。どういう結果になってもいい。後悔はするなよ」

シンジ「……ぐす、父さんは、後悔してないの?」

ゲンドウ「していないというとウソになるが、信じた道を突き進んできたこと自体に間違いはないと今でも思っている。人は迷いながらも正しいと思う道を選ぶしかないのだ」

シンジ「僕には、難しくてわからないよ」

ゲンドウ「いずれわかる時がくる。いや、受け入れられる時がな」

シンジ「大人って、なんでもわかるんだね」

ゲンドウ「目の前だけに捉われすぎるな。わかったな」

シンジ「うん……」

ゲンドウ「さぁ、もう起きろ」


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