71: ◆giEdoEKBb.[saga]
2017/05/14(日) 15:21:20.97 ID:Qj5Xh5fyO
プルルルル……プルルルル……
スマホが鳴る音で目が覚めた。気だるい。体が泥の中に沈んだように重い。
出るのも億劫だったが、なんとか体に鞭を打ってベット脇に置いたスマホを手にとって電話に出た。
『何時だと思ってるんだ、この犬ー!!』
京太郎「ふぁい?ふあぁ〜〜優希か?」
『このゆーき様との約束を忘れて寝坊とはいい度胸だじぇ!』
京太郎「ああ……そういやそんな約束してたっけ…今何時だ」
『12時30分!早く着替えて顔洗って駅前集合!』ガチャ
京太郎(確か11時集合だったような……やっべ、1時間以上待たせてるっ!急いで行かねーと)
「んっ……」モゾモゾ
京太郎「あっ」ドキッ
京太郎(隣で裸の咲が寝ていた。昨夜の事は夢ではなくて現実だったんだ)
京太郎「咲」
咲「ムニャムニャ」モゾモゾ
京太郎(無防備に眠ってやがる……起こすのは忍びねーな)
咲「行かないで」ギュッ
京太郎「えっ」
咲「おねえちゃん…」ムニャムニャ
京太郎(ただの寝言。でも咲は目を瞑って泣いていた。一体どんな夢を見ているのか。いつか教えてくれる、そんな日が来るのかわからないけど)
京太郎(咲は俺に、何を求めていたんだ?)
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