マリオ「最近、テニスやパーティーにゴルフばかりで…何かを忘れているような」
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229:名無しNIPPER[saga]
2017/07/11(火) 22:16:16.77 ID:9Wamlz1Y0

 魔王の快進撃を余所にドラゴン族は拘束から解き放たれるべく
縄抜けを試みていた、平和という湯に浸かり骨抜きとなっていたのは事実



とはいえキャサリンも腐っても強者の部類に属する

悟られぬよう関節を外し、黙々とその作業に没頭していた




 幸いにもチュルゲ以下他の乗り組み員も皆が
迫りくる悪夢にばかり気を取られていて、一言も発さずに事に及んでいた
彼女(?)を訝しむ者はいなかった


 いや、それだけ余裕が無いのだ、気がついていたとして
それをどうこうするより目先のアレをどうにかしたい、と




「おい見ろ!」
「あっ!あいつら…先に逃げる気だ!」


 モニター画面に映る最前列に居た車両の履帯が動き出す
あまりにも遅すぎた戦線離脱を試みたのだ


我先にと逃げ出すそれに続くように他のモノたちもまた撤退を始める


「ど、どうする…」チラッ
「どうったって…」チラッ





チュルゲ「――−ブツブツ」フーッ…フーッ






気でも触れたか



此方の武装が全く以って歯が立たぬ状況に平然とした態度を
保てなくなったか、年若い男達は思った


サングラスの向こうはモニター画面を見てなどいない、息は荒く
 何かを延々と呟いていた






その考察は半分正しい



若手の兵隊ですら、チュルゲの異様さに気がついたのだ

歴戦の兵が気付かなぬ訳が無い、これまで以上の狂気を鼠男から感じる


敵前逃亡を試みる味方を撃ち殺せだの、今にも逃げようとする
乗り組み員を先程のように爆殺しようとすらしない




ただ、"自分を嵌めた老兵"への呪詛を完全に
          イっちまった眼で唱える異様さに身震いを覚えた




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