4: ◆TYzedYYWGAZw[saga]
2017/05/11(木) 22:43:06.86 ID:vW+g0/Xt0
たった3人しかいない部下が挨拶を返してくる。
警察庁警察官・野比のび太警部ー警視庁特殊犯罪対策課課長
それが今の僕の肩書きだ。
5: ◆TYzedYYWGAZw[saga]
2017/05/11(木) 22:47:20.62 ID:vW+g0/Xt0
のび太「昨日の電子ドラッグの音声データ、解析終わってるか?」
B「課長がどーしても今日までって言うから、徹夜でやりましたよ! 大変だったんすから、今度駅前の牛丼、おごってくださいよー」
のび太「ああ、この事件に肩がついたら、牛丼でもなんでも連れてってやる。全員な」
6:名無しNIPPER[sage]
2017/05/11(木) 22:48:54.06 ID:jnvTgQCMO
戦闘機のコピペかと
7: ◆TYzedYYWGAZw[saga]
2017/05/11(木) 22:55:15.46 ID:vW+g0/Xt0
事件の発端は一人の男が起こした交通事故だった。
深夜の道路での逆走。それだけ聞けばまあよくある事故の一つで片付けられる。だが、男は突然道路のど真ん中でUターンをして逆走をしていたのだ。
男の身元はなぜか不明。被害者もこの男のみで、この件はすでに運転者のミスによる事故でカタがついているが、どうしても気になった僕はこの事件をもう少し調べてみることにした。
調べを進めると、男の破損した音楽プレイヤーが事故現場近くから見つかり、データを復元すると電子ドラッグと思われる音声データが見つかった。
8: ◆TYzedYYWGAZw[saga]
2017/05/11(木) 22:58:02.07 ID:vW+g0/Xt0
B「それが……従来の電子ドラッグデータには当てはまる物がなくて……つか、こんな複雑な奴、見たことないっすよ」
のび太「元組対のBが見たことのない電子ドラッグか……掘ってみる価値はあるな」
A「しかし警部……この男はもう死んでますし……手掛かりがありませんよ」
9: ◆TYzedYYWGAZw[saga]
2017/05/11(木) 23:10:45.37 ID:vW+g0/Xt0
ーー地下駐車場ーー
僕は携帯電話を取り出して、小学生時代からの旧友、出木杉英才を呼び出した。
出木杉『出木杉です』
10: ◆TYzedYYWGAZw[saga]
2017/05/11(木) 23:15:03.82 ID:vW+g0/Xt0
出木杉『なんだって?』
のび太『道路逆走で死んだ男、公安の関係者だろ』
出木杉『……なんでそんな事が言える』
11: ◆TYzedYYWGAZw[saga]
2017/05/11(木) 23:17:22.95 ID:vW+g0/Xt0
ーー夜・横浜ーー
のび太『こちらP(ポインター)、各員、聞こえるか』
12: ◆TYzedYYWGAZw[saga]
2017/05/11(木) 23:27:50.33 ID:vW+g0/Xt0
ーー潜入捜査サイドーー
〜バー・シャドウエッセンス〜
細く、暗くてジメジメした階段を一段一段降りていく。まるで地獄への階段を降りているような、そんな気分。
13: ◆TYzedYYWGAZw[saga]
2017/05/11(木) 23:34:42.60 ID:vW+g0/Xt0
マスター「……お客さん、見ない顔ですね。今日は観光ですか」
A「ああ、まあそんなところだ」
C「兄さん……おくすりは…?」
14: ◆TYzedYYWGAZw[saga]
2017/05/11(木) 23:48:22.10 ID:vW+g0/Xt0
A「……例の方法とは?」
マスター「……ご存じない? ということは、直接のご紹介ではないのですね?」
A「ああ。ある売人から、ここにはいいヤクがあると聞いてきてみたんだ」
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