幼女魔王N「小さなお城で甘えたい」 母性巫女「晴れ渡る雨の新世界」
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202: ◆tHMiOqNMgmiR[saga sage]
2017/10/14(土) 03:49:03.36 ID:PQc19xido


幼女魔王Y 「この塔に私やあなたがいる限り、幼女魔王は、幼女魔王でありながらそうでないことになる」

幼女魔王Y 「自分でありながら自分でない」

幼女魔王Y 「それがどれほど大きな負担になるか、あなたは想像できる?」


母性巫女 「それは、いいえ……」


幼女魔王Y 「なのに幼女魔王の塔にはいくつも客室がある」

幼女魔王Y 「幼女魔王という存在は、いくつかの異なる存在を抱えながら」

幼女魔王Y 「幼女魔王という存在であり続けている」


母性巫女 (あの子であり続けている……)

母性巫女 「そうでしょうか。塔はぼろぼろだし、あの子と会ったとき、とても問題が無いようには見えませんでした」


幼女魔王Y 「これでも、ましになった方なのよ」


母性巫女 「え……」


幼女魔王Y 「私がここに来たとき、すでに広場より下は誰も住めないところになっていたけれど」

幼女魔王Y 「上もまた、塔と呼べるようなものではなかった」

幼女魔王Y 「壁は穴の方が大きくて、つくりかけのようでもあったし、なおしかけのようでもあった」

幼女魔王Y 「幼女魔王たちは眠っているのか死んでいるのか分からないくらい、とにかくあまり動くことが無かった」


母性巫女 (一度滅んだ塔……)


幼女魔王Y 「けれど、日に日に壁の穴は小さくなり、それにつれて幼女魔王たちの動く時間が増えていった」

幼女魔王Y 「そして誰が何をしたのかも分からないままに、ここは幼女魔王の塔と呼べるまでになった」





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