【安価】勇者「パンツにされたから、世界を救うために仲間に悪戯」
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249: ◆uc0/sWUMkSOW[saga]
2017/06/25(日) 23:26:58.52 ID:EpbRzf3bo


勇者似「そのことなんだけど、今日はギルドの依頼じゃなくてね、ちょっと探索してみたいところがあるんだ」

シーフ「探索したいところ? どこかにゃ?」

勇者似「ここに帰ってくる途中で聞いた話なんだけど……、街の郊外に住む大富豪が、勇者装備の一つを代々守っていたらしくてね」

勇者似「その噂が本当なら、是非とも手に入れなくちゃならない」

魔法使い「それって探索なんですか? 譲ってもらうんじゃなくて?」

勇者似「……十数年前、その大富豪は若い内に亡くなってね。遺産を受け継ぐ子供もいなかったことから、屋敷は放置されたままになっているらしい」

勇者似「その後、遠縁の親戚が噂の勇者装備を探しに入ったらしいんだけど……」

魔法使い「だけど……?」

勇者似「誰もいないはずの館なのに、誰かがピアノを弾く音が聞こえたり……、ドアが独りでに開いたり閉ったり……」

魔法使い「……」サァ...

シーフ「……それって」

勇者似「親戚達は、その物音に怖じ気づいて這々の体で退散したんだけど」

勇者似「それでも勇者装備を諦められない一人の男が、奥へ奥へ進んでいくと、……乱れた髪の女が背中を丸めて座り込んでいる」

魔法使い「わぁぁあ! もういいです! もういいです! 聞きたくない!」

勇者似「男は一瞬ギョッとしたものの、その人物が物音の正体だと気が付いて、毅然とした態度で声を掛けた。『この屋敷は我々の所有物だから、不法な居住者は出て行きなさい』と」

勇者似「それを聞いた女は、薬物中毒者のようにケタケタと嗤いだし、髪を振り乱して男に掴みかかった」

勇者似「『立ち去れ!貴様らに渡す物などない!』 押し倒され、首を絞められる男が見たのは、死んだはずの大富豪――青白い令嬢の顔だった」

魔法使い「ぎゃぁぁあああ! やっぱりじゃないですかぁぁあ!! いやああああ!!」

勇者似「屋敷の外で男は意識を取り戻したが、首に付けられた痣は消えることなく、今も残っている……」



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