【モバマス時代劇】神谷奈緒 & 北条加蓮「凛ちゃんなう」
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51:名無しNIPPER[saga]
2017/06/18(日) 11:10:33.92 ID:3tnS2gIH0
「謝りたいけど、相手に許してもらえないとき、

 どうすればいい?」

 受話器に耳を当てながら、

 おぼつかない口調で、光は尋ねた。

 夏樹は、しばらく考えてから答えた。

『……謝る姿勢にもよるな。

 許してほしいからなのか

 謝りたいからなのか。

 それで相手の受け止め方も変わるだろ』

 光の視界の端で、血まみれの麗奈が笑った。

 電話が切れた。

「アタシは正義の味方になりたかった」

 吐瀉物にまみれたシーツの匂いを嗅ぎながら、

 光は呟いた。

 麗奈達がくすくすと笑った。

「悪い奴は、コテンパンにして、皆を助けたかった」

 ロケーターがやっているのは、

 どんなに飾っても弱者の虐殺。

 だが、誰かがやらねば、電子空間は

 全てシャットダウンされてしまう。

 こんなとき、家族に相談するのが10代の少女らしかった。

 しかし、光はそうしなかった。

 彼女は最近になって、

 自分が両親に売り飛ばされたことに、

 気づいてしまったから。



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