シンジ「その日、セカイが変わった」
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30: ◆y7//w4A.QY[sage]
2017/06/24(土) 20:28:20.15 ID:zV+SN6BF0
【翌日 第三新東京市 郊外 廃工場】

シンジ「うっ、こ、ここは?」

ユイ「起きたのね」

シンジ「そうか、僕はまだ拘束されて……」

ユイ「寒くない?」

シンジ「いや。というか、人肌の感触、なんだか、いい匂いが……うわあぁぁっ⁉︎」 ガタン

ユイ「どうしたの?」

シンジ「なんだ⁉︎ これ、抱きしめられてますよね⁉︎」

ユイ「そうね、寒そうだったから」

シンジ「い、いや! いいですよ!」ジタバタ

ユイ「そう?」

シンジ「はい! お願いですから、離れて……!」

ユイ「わかったわ」スッ

シンジ「……はぁ、なんなんですか、本当に」

ユイ「なに、と聞かれても困るんだけど」

シンジ「僕はいったいこれからどうなっちゃうの?」

ユイ「もう少し、時間があるわ」

シンジ「時間って……それに、あなたは誰なんですか? たしか、僕を知ってるみたいな」

ユイ「あなたが、膝の高さぐらいの頃に会ったことがあるの」

シンジ「ネルフの関係者ですか?」

ユイ「ふふっ、そうね。そう言えば間違いではないのかもしれない」

シンジ「僕を攫っても、父さんは、顔色なんて変えませんよ」

ユイ「ええ」

シンジ「僕にはパイロットとしての価値しかありませんから」

ユイ「あなたの父親の話を聞かせてもらえる?」

シンジ「そんなの、聞いて……」

ユイ「知りたいだけ。不器用な人だとはわかっているけど」

シンジ「ぷっ、父さんが、不器用ですか?」

ユイ「あら? 違う?」

シンジ「よく、わかりません。父さんとは僕がまだ小さい時に離れて暮らしましたから」

ユイ「あまり話ができなかった?」

シンジ「そうですね」

ユイ「話そうとはしたの?」

シンジ「ぷっ、くっくっくっ」

ユイ「どうかした?」

シンジ「いえ、綾波というクラスメイトがいるんですけど、同じことを聞かれたので」

ユイ「そう……」

シンジ「どうなんだろう。話そうとはした、んじゃないかな。けど、幼い頃の記憶ですし、その後は、努力が足りなかったのかもしれません」

ユイ「親子でも難しいのね?」

シンジ「他の家庭がどうかなんてわかりません。だけど、父さんは、僕にとって、難しい人です」

ユイ「母親は?」


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