178:名無しNIPPER[saga]
2017/07/05(水) 20:42:02.17 ID:r4Na8tyXO
友「ほらー!」
友「妹ちゃんによく似てるねー」
私は、友の腕に守られた兄貴の顔を覗き込んだ。
兄貴は真っ赤な顔をしていたが、呼吸をしているのかどうか判然としなかった。
窒息しかけているような印象。
私は恐慌にとらわれて、兄貴を揺りたてた。
瞬間、兄貴は私の指にかみつきそうに口腔をいっぱいに開いて、信じがたいほどの大声で泣き喚きはじめた。
ほんの一センチほどの糸切れのように硬く閉じた眼はまったく乾かせたまま、小刻みに震えながら、果てしなく泣きたてた。
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